白ワインの土着品種は、それぞれの土地のテロワールを感じることができます
- 2021.10.20
- 白ワイン
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島根ワイナリー 清酒酵母仕込 甲州 2019 と ルーセット ド サヴォワ を比較試飲しました。
島根ワイナリー 清酒酵母仕込 甲州 2019 は甲州、
ルーセット ド サヴォワ は、ルーセット(アルテス)という、
それぞれの国や地域固有の土着品種で独特の味わいがあります。
島根ワイナリー 清酒酵母仕込 甲州 2019
地域:日本 島根県
製造元:島根ワイナリー
品種:甲州
外観:クリアな色調
香り:みかんのニュアンス、吟醸香
味わい:若々しく穏やかな酸味が広がり、さわやかなアフターが続く。
島根ワイナリーは、日本で初めて清酒酵母仕込をはじめたワイナリーです。
発酵の酵母に清酒酵母を使うため、日本酒に近いテイストになり、吟醸香がします。
ルーセット ド サヴォワ
地域:フランス サヴォワ
製造元:Jean Perrier ジャン・ピエール
品種:ルーセット(アルテス)
外観:黄色味を帯びたクリアな色調
香り:ビワ、洋ナシ、
味わい:フルーティーでありながら、ジューシーさとミネラル感が混ざった感じ。
ヴァン・ド・サヴォワ地区で作られる辛口白ワインのうち、
白ブドウ品種ルーセット(アルテス)で作られたものにのみ、
ルーセット・ド・サヴォワのAOCが認められています。
マロラクティック発酵をしているため、
ワインの中のリンゴ酸が乳酸に変わり、まろやかな味わいとなっています。
どちらもどちらも魚料理と好相性ですが、
甲州はクリアなため刺身、サヴォワはフロマージュのような少しコクのある料理にも合うと思います。
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