島根ワイナリーのカベルネ・ソーヴィニヨンとマスカット ベリーAを比較試飲しました。
- 2021.11.13
- ワインスクール
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本日はTARUYAさんによるオンラインワインスクールで、
島根ワイナリー 横田 カベルネ・ソーヴィニヨン 2018 と 島根ワイナリー マスカット ベリーA 2019 を比較試飲しました。
横田は島根ワイナリーのフラグシップワイン(製造元において最も上位に位置づけられるワイン)で、
深夜から早朝にかけて収穫する「ナイトハーベスト」によって摘み取ったブドウをさらに厳しく選果し、
小仕込みタンクでじっくり丁寧に醸造しています。
島根ワイナリー 横田 2018
地域:日本 島根県
製造元:島根ワイナリー
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン
外観:濃いガーネット
香り:ブラックベリー、カシス、ナッティ、チョコレート、レザー、湿った土
味わい:若々しくおだやかなタンニンがヴァニラのように広がり、その甘やかさが長く広がっていく
醸造はコールドマセレーション方式
24カ月フレンチオークで熟成させての出荷になります。
島根ワイナリー 縁結 マスカット ベリーA 2018
地域:日本 島根県
製造元:島根ワイナリー
品種:マスカット ベリーA
外観:クリアなルビーレッド
香り:イチゴ、カラメル、シソ、キャンディ、紅茶
味わい:熟れたイチゴ、タンニンはあまり感じないが、
すこしずつ熟成感がでてきている、アフターは短くさっぱりしていながらもジューシーさがある
醸造はコールドマセレーション方式
島根ワイナリー 縁結 マスカット ベリーA 2019
地域:日本 島根県
品種:マスカット ベリーA
外観:クリアなルビーレッド
香り:フレッシュなイチゴ
味わい:フレッシュな酸味があるイチゴのニュアンスが広がる
マスカット ベリーAはブドウの収穫時期を遅らせることで、
この品種の特徴であるイチゴの香り(フラネオール)がよくでるようになります。
縁結びは、島根ワイナリーさんと契約栽培されている出雲や益田の農家さんから、
マスカット ベリーAを仕入れ、仕込まれているとのことです。
ジャパン・ワイン・チャレンジ2018 など、様々なコンクールに入賞している一本です。
コロナ禍の影響で長らく対面でワインスクールに参加できず、
zoomによるオンライン開催が続いていますが、
TARUYAさんのワインスクールでは、
校長先生の人脈が広いため、ワイナリーの生産者の方から直接話を聞くことができました。
どの地域で栽培されているブドウを使って、どのように醸造しているか話を聞くことができるため、
より具体的にワインを理解することができます。
私は家庭菜園をしているですが、
同じ野菜を作っても自分の畑と別の畑やプロの方の畑では、
畑の地質や作り手によるつくり方の違いによって、形や味も変わってきます。
ワインにはそういった要素(テロワール)が反映されるため、
作られた年やエリアによる違いをさがすのも楽しみの一つです。
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