島根ワイナリーのカベルネ・ソーヴィニヨンとマスカット ベリーAを比較試飲しました。

島根ワイナリーのカベルネ・ソーヴィニヨンとマスカット ベリーAを比較試飲しました。

本日はTARUYAさんによるオンラインワインスクールで、

島根ワイナリー 横田 カベルネ・ソーヴィニヨン 2018 と 島根ワイナリー マスカット ベリーA 2019 を比較試飲しました。

 

横田は島根ワイナリーのフラグシップワイン(製造元において最も上位に位置づけられるワイン)で、

深夜から早朝にかけて収穫する「ナイトハーベスト」によって摘み取ったブドウをさらに厳しく選果し、

小仕込みタンクでじっくり丁寧に醸造しています。

 

島根ワイナリー 横田  2018

地域:日本 島根県

製造元:島根ワイナリー

品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

外観:濃いガーネット

香り:ブラックベリー、カシス、ナッティ、チョコレート、レザー、湿った土

味わい:若々しくおだやかなタンニンがヴァニラのように広がり、その甘やかさが長く広がっていく

醸造はコールドマセレーション方式

24カ月フレンチオークで熟成させての出荷になります。

 

島根ワイナリー 縁結 マスカット ベリーA  2018

地域:日本 島根県

製造元:島根ワイナリー

品種:マスカット ベリーA

外観:クリアなルビーレッド

香り:イチゴ、カラメル、シソ、キャンディ、紅茶

味わい:熟れたイチゴ、タンニンはあまり感じないが、

すこしずつ熟成感がでてきている、アフターは短くさっぱりしていながらもジューシーさがある

醸造はコールドマセレーション方式

 

島根ワイナリー 縁結 マスカット ベリーA  2019

地域:日本 島根県

品種:マスカット ベリーA

外観:クリアなルビーレッド

香り:フレッシュなイチゴ

味わい:フレッシュな酸味があるイチゴのニュアンスが広がる

 

マスカット ベリーAはブドウの収穫時期を遅らせることで、

この品種の特徴であるイチゴの香り(フラネオール)がよくでるようになります。

縁結びは、島根ワイナリーさんと契約栽培されている出雲や益田の農家さんから、

マスカット ベリーAを仕入れ、仕込まれているとのことです。

ジャパン・ワイン・チャレンジ2018 など、様々なコンクールに入賞している一本です。

 

コロナ禍の影響で長らく対面でワインスクールに参加できず、

zoomによるオンライン開催が続いていますが、

TARUYAさんのワインスクールでは、

校長先生の人脈が広いため、ワイナリーの生産者の方から直接話を聞くことができました。

どの地域で栽培されているブドウを使って、どのように醸造しているか話を聞くことができるため、

より具体的にワインを理解することができます。

私は家庭菜園をしているですが、

同じ野菜を作っても自分の畑と別の畑やプロの方の畑では、

畑の地質や作り手によるつくり方の違いによって、形や味も変わってきます。

ワインにはそういった要素(テロワール)が反映されるため、

作られた年やエリアによる違いをさがすのも楽しみの一つです。