アメリカ カリフォルニアのピノ・ノワールとフランス ブルゴーニュのピノ・ノワールを飲み比べました

アメリカ カリフォルニアのピノ・ノワールとフランス ブルゴーニュのピノ・ノワールを飲み比べました

カレラ ピノ・ノワール セントラル・コースト 2015 と ルイ・ジャド シャンボール・ミュジニー 2017 を比較試飲しました。

 

カレラ ピノ・ノワール セントラル・コースト 2015

地域:アメリカ カリフォルニア セントラル・コースト

品種:ピノ・ノワール 100%

ワインのタイプ:赤ワイン

生産者:カレラ

外観:濃いルビーレッド

香り:熟れたラズベリー、タバコのニュアンス

味わい:ジュベレ・シャンベルタンのような力強いフィネス

 

ルイ・ジャド シャンボール・ミュジニー 2017

地域:フランス ブルゴーニュ シャンボール・ミュジニー

品種:ピノ・ノワール  100%

ワインのタイプ:赤ワイン

生産者:ルイ・ジャド

外観:クリアな紫色

香り:ベリー系果実の芳醇な香りとともに、森の下草などの複雑な香り

味わい:優雅でなめらかなタンニンとテクスチャー

自分はピノ・ノワールには大きく分けて2つの種類があると思っていて、

力強くコクがあり、深みを感じさせるものと、

深み、ふくよかさがありながら、エレガントでなめらかなもの。

おそらく、個人個人によって、好みは分かれると思いますが、

自分はジュベレ・シャンベルタンを始めて飲んだ時に、

力強いピノ・ノワールというものを感じました。

これぞワインの王様といわれるのも納得という感じです。

高価なブルゴーニュはあまり飲めなかった時で、

安価なワインは繊細、よろしくない表現をすると弱弱しく感じていたのですが、

初めて飲んだジュベレ・シャンベルタンは、

大地のような力強さを感じ、一気にブルゴーニュのファンになりました。

それから様々な方向性のピノ・ノワールを試し、

単一品種の味わいの幅広さに魅了され続けています。