プレステージ シャンパーニュ(ヴィンテージ シャンパーニュ)とノン・ヴィンテージシャンパーニュ

プレステージ シャンパーニュ(ヴィンテージ シャンパーニュ)とノン・ヴィンテージシャンパーニュ

ルイ・ロデレール クリスタル 2006 と シャルル エドシック を比較試飲しました。

 

ルイ・ロデレール クリスタル 2006

地域:フランス シャンパーニュ

品種:ピノ・ノワール 60% シャルドネ 40%

ワインのタイプ:シャンパーニュ(スパークリング)

生産者:ルイ・ロデレール

外観:濃厚な黄金色、繊細で優美な泡

香り:リンゴ、洋ナシ、柑橘系のニュアンス、ブリオッシュ香

味わい:若々しく繊細な泡、芳醇で複雑な香りにはじまり、穏やかなアフターが続きます

 

シャルル エドシック

地域:フランス シャンパーニュ

品種:ピノ・ノワール シャルドネ ピノ・ムニエ

ワインのタイプ:シャンパーニュ(スパークリング)

生産者:シャルル エドシック

外観:黄金のような黄金色

香り:青りんご、洋ナシ、柑橘系のニュアンス、ナッツ、ブリオッシュ香

味わい:重厚な口当たり、どっしりとした骨格とさわやかな酸味のバランスが良い

 

シャンパンには、ヴィンテージものとノン・ヴィンテージという種類があります。

その年のブドウで造ったワインに、複数年のワインがブレンドされたリザーブワインを加えたものを“ノン・ヴィンテージ”といい、

有名なものはモエ・エ・シャンドン等があります。

多くのメゾンは、このリザーブワインを複数ため込み、

これらを調合(アッセンブラージュ)することで、

均一な味わいのシャンパンを製造しているのです。

 

逆にクリスタルのように、

その年のブドウだけでで造られたワインには、

収穫年が表示れ、プレステージ(ヴィンテージ)シャンパンとよばれています。

ヴィンテージもののシャンパンは、

ブドウが良質な年で、さらに選びぬかれたブドウからしか作られません。

そのため価格も“ノン・ヴィンテージ”のものより高くなり、

瓶の中で最低3年寝かせないと出荷できません。

 

好みや予算もあるのでどちらが良いとは一概に言えませんが、

ヴィンテージ・シャンパンは、長期熟成に向いていて、

クリスタル 2006 は、15年以上経過しているにもかかわらず、

まだ泡は若々しく勢いがあり、

もう少し熟成させればどのような味わいに変化したのかなと思わされました。