Comparative Tastingについて
はじめまして、hidetakasmithです。
私自身はワインを愛飲し始めて10年近くたちます。
はじめはボジョレーヌーボーやポートワイン等の甘口からはじまり、徐々にボルドーのカベルネソーヴィニヨンやブルゴーニュのピノノワールを飲み始め、その味わいの複雑さと多様さに惹かれ続けています。
ワインはグランクリュの古酒や新世界のワイン等、新しいワインを飲むごとに新しい扉が開かれ、自分の世界が広がっていくのを感じることができます。
反対に種類が多すぎて選ぶのが難しいことから、ワインを敬遠される方もおられます。
そこで数種類のワインの比較試飲した記事を紹介し、好みのワインを見つけてもらうことがこのHPの目的の一つです。
最高傑作と言われる映画は、その良し悪しについてよく議論されますが、ワイン評論誌が高得点をつけたワインをおいしく感じられないのは、飲み手が未熟だからと感じてしまう。
娯楽や芸術は個人の好みの軸がはっきりしているのですが、ワインは評論の点数が独り歩きしがちである。
数あるワイン本の中で、私が心にとどめている内容の一つです。
若いビンテージのグランクリュを飲み比べても違いが分からない、ワインスクールのテイスティングでみんなと違う感じ方をしてしまう。
こういったことを考えてしまい、ワインをから遠ざかってしまうのはもったいないと思います。
映画や漫画のように気軽に楽しみ、自分の中で好き嫌いの軸ができれば、ワインの世界も広がっていくと考えています。
私自身もより広くワインのことを知り、いろいろな人と語りたい。
コロナ禍の前は、複数人で集まって複数のワインをテイスティングしていましたが、それができなくなってきた昨今、新しい形のテイスティングの形を模索することも、
このHPを立ち上げたもう一つの理由です。